10月25日(土)〜26日(日)(8〜9日目) ダル・エス・サラーム、帰国編

  

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 寝ぼけていたらどこかのバスターミナルに着いた。モロゴロらしかった。もうダルエスサラームまでの道程の6割ほど来ている。
 ここで別なバスに乗り換えさせられる。

 ドドマのバス会社の人間がこっちのバス会社の人間にそれなりの金を払って託したようだ。
 どうせ帰りは空で走らないといけないからそのほうが得なのであろう。

 

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 車窓より。久々に山を見た気がする。道路は首都ドドマと最大の都市ダルエスサラーム間というのに未舗装部分もたくさんあった。
 工事中の箇所もあったようなのでこれから舗装が進むのだろう。

 車は満員で暑くてしょうがないので窓を少し開けて風を入れたら、前に座っていた恰幅のいいおばちゃんにすぐにバシっ閉められてしまった。

  

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 9:50ごろダルエスサラームの郊外のウブンゴバスターミナルに着いた。

 

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 取りあえず朝飯を食う。

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 バスターミナルと言ってもちょっと整備されていない。雨が降った後なので水溜りがたくさんできていて湿気も高かった。
 ターミナルを撮るのは本来禁止である。

 

 さて、時間が少しだけ余裕があるので、見所を「民族博物館」と「大西洋」の2つだけに絞ることにした。
 取りあえずタクシーで民族博物館へ。

 途中タクシーから写真を撮ろうとしたら気のよさそうな初老の運ちゃんだったが「写真を撮るときは気をつけなさい」というようなことを言っていた。
 撮られたくない人が多いからという意味か撮影禁止物が多いからかはよくわからなかった。

  

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 民族博物館に来た。ここにはタンザニア各地の家屋が展示してある。家屋を見るのは楽しいものだ。

 そのタイプの家屋の分布する地域やその他説明が英語併記していたがあまり時間が無いので読む暇がなかった。

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 中庭のある家。

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 これは鉄を溶かすための釜だとか書いていたと思う。

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 アフリカの伝統絵画であるティンガティンガ派の伝統を守る画家。
 民族村内で自分が描いた絵やハガキ、作った工芸品などを売っている。

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 買った絵葉書。

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 買った絵。あまり気が進まなかったが寄付のつもりで買った。

 

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 船

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 何かの小屋。

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 いろいろなタイプの家屋がある。こういうタイプの家は風通しが割とよいので中はそれほど暑くなかった。

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 英語を読んでもよくわからない。

 

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 雰囲気を出すためにわざわざナベをセットして火まで炊いているのか? と思ったらメンテの人が茶を飲むために湯を沸かしているものらしかった。

  

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 この土製の家は風が通らないのでとても暑かった。使い物になるんかいな?

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 一角が芸術家村のようになっていて何人かがいた。

 他にもパームの皮を使ってハガキに張った芸術をやっている人などもいた。
 これも寄付のつもりで何枚か買った。なかなか雰囲気のいい図柄である。(一番左の絵は「出産」らしいです)

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 これは、国内の農耕・狩猟・漁労・放牧など民族の分布を描いた図。

 

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 民族村の入口。

   

 さて、民族村からまたタクシーで町中心部付近の海岸を目指す。

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 海だ! これが生涯で初めて見たインド洋。

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 中心部の海岸部へ。ここは人が多くタムロしていてとても落ち着かない。それにどれが撮影禁止かもよくわからんし。

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 これは明らかに撮影禁止の海岸。誰かが声をかけてきたので手っ取り早いのでその男を盾にして写真を撮った。
 一応その男に「撮影禁止か?」と聞くと「俺と一緒にいたら少しくらい大丈夫だ」と言っていた。

 実はバスターミナルでも同じことを言われてそこでは断ったんだが。

 これら男が近づいてくるのは明らかに小遣い銭欲しさのためである。

 右向こうに工業港がある。
 正面には日本人が作った魚市場があるとか言っていた。

    

 その男に空港方面行きダラダラ(ケニアではマタツという)も捕まえてもらった。ダラダラは行き先表示が無いので外人にはまずわからない。
 タクシーでもそれほど料金は高くないがダラダラで行くのもオツなものである。
 例の男にはちゃんと小遣い銭をあげた。写真も撮れたしダラダラも捕まえてもらった。

 乗ったダラダラは満員で立つことになった。
 料金はたったの300シリング(30円)である。

 空港行きで無いので途中で降りた。

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 空港前で降りた。乗ったやつはすぐに走り去ってしまったが別なダラダラがまた止まっている。

 

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 空港までほんの300mほど。

  

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 出発ロビー。こじんまりしていて客も閑散としている。多分今ここにいるのは俺が乗る飛行機の客だけなんだろう。
 便数が少ないのである。

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 乗り込む。客はわずか2割ほどだった。

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 離陸してすぐ。ダルエスサラームの町が眼下に見えた。右の写真の海岸に入り江状の部分が見えるが、さっきいた工業港の見えるダラダラ乗り場前である。

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 もう少し行ったところ。ムササニ半島が見えた。

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 しばらく海岸製沿いに飛んで内陸へ向かう。この辺りの海はとてもきれいだった。

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 機内食。

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 雲が厚かった。キリマンジャロ上空とかアナウンスがあったがどれがキリマンジャロかわからなかった。
 これは左に見えた峰だがキリマンジャロかどうかわからない。

 

 ナイロビからは客がどっと乗り込んできて超満員になった。

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 ドバイで乗り換え。2時間しかないし深夜なのでもう入国しなかった。

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 関空に到着。夕陽がきれいだった。

  

  完

   

  

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